仮想通貨の取引を行っている方であれば、一度は「コインチェック」という取引所の名前を聞いたことがあるでしょう。コインチェックは2014年8月に運営を開始した老舗の取引所です。では、コインチェックという取引所を使うと、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?今回は人気の高い取引所の魅力と注意点に迫っていきましょう。
コインチェックのメリット

まずはコインチェックを利用するメリットがどこにあるのか見ていきましょう!
国内NO.1の取引銘柄数
コインチェックでは、17種類の仮想通貨を取引することができます。仮想通貨の銘柄数は取引所によって異なりますが、コインチェックの17種類という数は国内の取引所では最も多い数字となっています。コインチェックでは、ビットコインやイーサリアムなどの知名度の高い仮想通貨はもちろん、あまり知られていないコインも多数扱っているので、自分の好きなコインを使って取引ができると人気が高まっています。
【コインチェックで使える銘柄】

取引手数料が無料
コインチェックでの取引では、手数料が無料となっています。仮想通貨の取引時には、基本的に手数料がかかってしまうので、出た利益が目減りしてしまうことになりかねません。しかし、コインチェックであれば手数料が無料になっているので、安心して取引が可能でしょう。
初心者でも使いやすいシンプルな画面

コインチェックのトレード画面は、他の取引所に比べてシンプルな画面になっています。仮想通貨の取引というと、難しくてハードルが高いと感じる人も多いでしょう。しかし、コインチェックは初心者でも簡単に取引ができるように画面をデザインしているので、直感的に操作をすることが可能です。そのため、誰でも安心して取引ができるでしょう。
マネックスグループが親会社となっている
コインチェックは、2012年に設立されたコインチェック株式会社が運営しています。しかし、2018年1月に仮想通貨ネムがハッキングされてしまうという事件が起きてしまい、一度は信頼が大幅に下落してしまいました。その後、東証一部上場企業であるマネックスグループが買収したことにより、システムの強化を行って信頼を回復しました。マネックスグループはもともと金融事業を行っていたことから信頼度も高いので、現在のコインチェックは安心して利用できる取引所になっていると言えます。
レンディングサービスを行っている

コインチェックは、「レンディングサービス」を行っています。レンディングサービスとは、自分が持っている仮想通貨を他の方に貸し出すことができるサービスです。一定期間貸し出すため、その期間は売買することはできませんが、その代わりに一定の利子をもらうことができます。そのため、自分で取引をしなくても利益を得ることができるのが大きなメリットと言われています。貸し出し期間は2週間~1年の間で定めることができ、期間によって利回りが異なります。2週間の場合でも1%の利回りを得ることができるので、長期的に保有することを考える方には大きなメリットがあると言えます。
仮想通貨の積立ができる

コインチェックでは、仮想通貨の積立をすることも可能です。積立をすれば、いつも自分で入金しなくても定期的に一定額を購入することができますし、分散投資をして投資リスクを下げることもできるので、魅力的な手法だと言われています。金額は1万円からとなっており、毎月定期的に行うことが可能です。
NFTマーケットプレイスも用意されている

コインチェックは、NFTのマーケットプレイスも用意しています。NFTとは、仮想通貨を構築するブロックチェーン技術を使って作られたマーケットです。これまでは価値をつけることが難しかったデジタルデータを売買することが可能となっている場所です。NFTマーケットプレイスは多数ありますが、仮想通貨取引所が運営しているのはコインチェックのみです。コインチェックのNFTマーケットプレイスを利用している方は多数いるので、さまざまな商品を探すことができるでしょう。
コインチェックでんきがお得


コインチェックでは、仮想通貨のサービス以外にも電力会社と契約してサービスを提供しています。コインチェックでんきを利用する1番のメリットとしては、電気料金の1~7%がビットコインとして口座に付与されるという点です。つまり、電気料金を支払うだけでビットコインを受け取ることができるので、お得に仮想通貨の取引を進めることができるのです。
IEO

コインチェックのデメリット

では、コインチェックを利用するとどのようなデメリットがあるのでしょうか?しっかりと理解しておけば対策ができますので、確認しておきましょう。
レバレッジを使った取引はできない
海外取引所ではレバレッジ取引が可能になっている場所も多くあります。レバレッジ取引ができれば、少額の資金でもより大きな利益を狙った取引を行うことができるので、一攫千金を狙うことができると言われています。そのため、レバレッジ取引ができないことをデメリットに感じる人もいるでしょう。ただ、レバレッジ取引は一気に大きな損失を出してしまうリスクもあるので、金融取引に慣れていない方にはあまりむかない手法だと言えます。初心者の方であれば、コインチェックで用意されている現物取引でも十分に満足した取引ができるでしょう。
スプレッドが広くなっている
コインチェックは販売所の形式を採用しています。販売所形式だと、誰でも簡単な操作で仮想通貨を購入することが可能となります。しかし、その反面スプレッドが広くなる傾向があります。スプレッドが広くなっていると、1回あたりの取引で出てしまう手数料が高くなってしまうため、短期で取引をしたいと思っている方は注意しておきましょう。
過去のハッキング事件が不安

コインチェックは、2018年に仮想通貨が流出するという事件が起きています。この事件は大きく報道されたため、知っている方も多いでしょう。この報道により、コインチェックを使うのが不安と思う方もいるようです。しかし、コインチェックはあの事件を受けて以降、東証一部上場企業であるマネックスグループが買収しており、その後大きな改革を行っています。この改革により、コインチェックはセキュリティ対策に力を入れているため、現在は安心して使える環境になっていると言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?コインチェックは国内で最も人気の高い仮想通貨取引所と言われています。初心者でも手軽に取引ができる環境が整えられており、直感的に操作ができるので安心して利用することができるでしょう。また、仮想通貨取引以外にも電力事業やガス事業も行っており、料金を支払うだけでビットコインを受け取ることができます。このようにさまざまなお得なサービスが用意されているため、仮想通貨の取引以外でも使ってみることをおすすめします。
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